高畠華宵生誕120年
「恋の時代展」
2008年
7月7日(月)〜9月7日(日)

::企 画 趣 旨::

 いのち短かし 恋せよ少女(おとめ)〜♪  (〈ゴンドラの唄〉大正4年)

 大正時代は《恋の時代》です。竹久夢二、平塚らいてう、柳原白蓮、有島武郎、松井須磨子など有名人の恋は当時のメディアを賑わし、個人主義や大正浪漫主義の風潮が広まるなかで、「新しい女」「モガ・モボ」と呼ばれた人々の自由な恋が人々の話題にのぼる時代でした。

 また個々の恋愛事情だけではなく、社会全体が「恋をしていた」時代であったとも言えます。つまり西洋文化への憧れや、古い因習から抜け出して新しい時代への脱却を夢みる人々は、まさに〈恋〉と同質の心のときめきとゆらめきを体験していたのではないでしょうか。「恋する心」は大正人の時代感情そのものでありました。

 こうした「恋の時代」の感情(感傷)は、流行画家であった高畠華宵の作品に当然のことながら描かれています。華宵人気は、時代の恋心を見事に映し出したことによると言ってもよいでしょう。

 今回の展覧会では、明治的国家主義と昭和初期の軍国主義の合間に花開いた大正文化と華宵作品を〈恋〉というキーワードで見直していきます。
現代のみなさんは〈恋〉をしていますか?・・・


::展 示 内 容::
以下のテーマにそって華宵作品や当時の写真・資料などを展示します。

<第1展示室>
  世界名作文芸の恋
*昭和2年に華宵は『世界名作文芸画譜』という画集を出版しています。
これは古今東西の名作文芸48編のあらすじと解説を、華宵の絵入で紹介
しているものです。ここにはもちろん「恋の文学」も含まれています。
「ハムレット」「ローレライ」「若きヴェルテルの悩み」「たけくらべ」
「源氏物語」「牡丹燈籠」など、古今東西の名作を描き分けた華宵の力量を
感じて頂きながら、世界の様々な恋の形を紹介します。

 

 

<第2展示室>  
大正の少年少女たちの恋
〜恋を奏でるロマンチックメロディ

*恋心と音楽は切り離せません。
華宵が描いた音楽を奏でる少女たちを展示しながら、大正の少年少女たちの
恋心を紹介します。


<第3展示室>  
高畠華宵の恋?天上の恋を求めて
*高畠華宵はどんな恋をしたのでしょうか?
華宵の私生活と作品を通して、華宵が求めた恋を探ります。

<ホール>  
大正の恋

*大正時代に話題となった人々の恋模様を紹介します。

恋の名言集
*恋について語られた古今東西の名言格言を、華宵作品とともに紹介します。
・ 誠の恋をするものは、みな一目で恋をする。( byシェイクスピア)
・ 恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です。( byスタンダール)
・ 恋は炎であると同時に光でなければならない。( byソロー)
・ 少女の恋は詩なり。年増の恋は哲学なり。( by長谷川如是閑)



展覧会名 「恋の時代展」 
会  場 高畠華宵大正ロマン館
会  期 2008年7月7日(月)〜9月7日(日)
休館日

水・木曜日

入館料 一般(中学生以上500円/小学生300円
身体障害者手帳をお持ちの方 400円
団体(20名以上)400円/「華宵会」会員無料

<会期中のイベント>
マンドリンが奏でる大正・恋の調べ

 
(日時) 2008年8月23日(土)午後2:00(1時間程度)
  (料金) 無料(但し入館料が必要です)
  (内容) マンドリン演奏(大正の抒情歌や童謡/クラシック音楽など)
      ミニ・レクチャー(マンドリンの歴史/華宵と大正の音楽)
  (定員) 30名(予約優先)
  (お問い合せ) 高畠華宵大正ロマン館<?089-964-7077>


(展覧会詳細、休館日等についてはお問合せ下さい)

高 畠 華 宵 大 正 ロ マ ン 館
791-0222 愛媛県東温市下林
 ■TEL 089-964-7077 ■FAX 089-964-7222 
museum@kasho.org